タイルは、月日の流れと共に劣化も目立ってきます。しっかりとタイミングを見極めてタイル張替えやタイル補修を行う必要があるのですが、タイルの気になる症状にはどういったものがあるのかご存知ですか。こちらでは、タイルの気になる症状についてご紹介していますので、ぜひご参考ください。
白華現象はエフロレッセンスとも呼ばれ、外壁タイルに多く見られる現象です。白華現象は、モルタル中の水酸化カルシウムが侵入した雨などによって溶けて目地やクラックからしみ出し、空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムになります。この炭酸カルシウムが、白い粉状となって浮き出るのです。
白華現象は、湿気が低いほど水酸化カルシウムが水に溶けやすく、ゆっくりと乾燥されるため、秋から春先かけての比較的湿気の多い時期に起こりやすくなっています。
タイルのひび割れは、微細なひび割れから貫通するようなひび割れなど様々です。その原因には温度差による伸縮や地震などの外力によって発生します。伸縮が原因になる理由としては、タイルやコンクリート、モルタルなどの材料の伸縮係数の違いなどが関わっています。タイルのひび割れは落下の危険性もあるため、早めのタイル補修を行う必要があります。
また、ひび割れした部分をそのまま放置してしまう事で、そこから水が染み込み、土台となっている柱や梁を傷め、建物の倒壊につながる可能性があります。
雨や風、雪、紫外線などの様々な外気環境に長年さらされ続けた外壁は、コンクリートやタイル、モルタルなどが見た目では分からないほど、伸縮します。ひび割れ同様にそれぞれの伸縮系数の違いにより剥離が起こってしまいます。
また、こういった経年劣化の他にも、タイルを接着する際のたたき不足やモルタル材の不良によっても剥離は起こります。目に見えてタイルが浮いているのが分かるようであれば、すぐにでも専門の業者に依頼し、タイル剥落工事する事をおすすめします。
目で見てわからない場合は、簡単なチェック方法もあります。
浮いているタイルというのは、タイルと接着剤の間に空洞があるため、外側から叩くと軽い音がします。
タイル浮きや剥離による剥落は、通行人や来訪者、近隣住民に対して重大な危害を与えてしまう可能性がありますので、定期的なチェックを行ってみてください。
東京でタイル張替えやタイル修理をお考えの方は、足立・八潮を中心として東京都内・近郊に対応しております。アシストリフォームでは、タイルひび割れ補修・タイル剥落工事も行っております。急なトラブルにも対応出来るよう迅速に対応いたしますのでぜひお気軽にお問い合わせください。