こんにちは、楢戸です!
さて、本日は東京都渋谷区にて、マンション物件をお持ちのオーナー様から雨漏り調査のご依頼があり、屋上の雨漏り診断をさせて頂きました。
オーナー様からは
「長い間、屋上のメンテナンスをしてない」
とのお問い合わせいただいております。
まずは雨漏り調査の前に、お客様からのヒアリングです。
- 防水改修を行わずどのくらい経過しているか
- 現段階で雨漏りは発生しているか
- 雨の日に室内への漏水はあるか
このような点を確認させて頂き、
ある程度の仮説を立てたうえで実際に調査に入ります。
まず、目視検査にてチェック。
「どこから水が入っているのか」
など調査段階で原因となる箇所を予測していきます。
既存の防水層は塗膜防水になっておりましたが、
かなりの劣化具合です防水層が剥げて下地が出てしまっている箇所もございました。
また紫外線の影響もろに出る立ち上がり部には、多数のひび割れが確認できました。
ちなみに平面部にもひび割れがあります。
その後目視調査で得た情報をもとに、次は散水調査を行います。
雨漏りが起きていると思われる箇所に水をかけていき、散水調査を行うことで雨漏りを再現します。
その後赤外線にて、入念に雨漏り個所をチェック。
調査の結果、防水層のひび割れなどから雨水の漏水が確認できました。
今回は、
- 下地の補修
- 防水層の再構築
が必要になりそうです。
出来れば雨漏りを確実にストップして、長いスパンで耐用力があるウレタンの通気緩衝工法にて施工するのが一番ベストだと思います。
以上、楢戸がお伝えしました!