こんにちは、アシストリフォームの阿部でございます!
先週から梅雨入りが発表されて雨模様の日が多くなってきた今日この頃なんですけど。有難いことに沢山のお客様からご相談の問い合わせを多々頂いております!
そんな中、さいたま市緑区のMさまホームページをご覧になって連絡を頂いたんですが
「壁からの浸水してるような気がする」
とのご相談があり、現場調査を行う日取りをお客様とすり合わせて雨漏り調査にお伺いさせて頂きました!
雨漏りの状況をのアリング
ということで、M様邸の雨漏り調査にお伺いさせて頂いたんですが、既に外観の様子から見みてメンテナンスの必要性を感じさせる雰囲気になっておりました。
まず現場調査に入る前に、状況確認のヒアリングを行います。
- 防水改修を行わずどのくらい経過しているか
- 現段階で雨漏りは発生しているか
- 漏水が始まった時期
- 降雨後、漏水開始までの時間および降雨終了後の継続時間
- 漏水が生じる条件(降雨後、風速、風向等)
- 漏水による被害の状況
こちらのお住い、築年数はそこまで古くなかったんですが、外壁がサイディングボード状になっており、お客様曰くひび割れやコーキング部分に漏水の形跡が見受けられるとのこと。
また、屋上も殆どメンテナンスをされていないとのことで、汚れなどが酷いんだそうです。
このお客様のヒアリングを元に、仮説を立てて実際の調査に入ります。
劣化により至る箇所が傷んでいる状態
スタートはいつものルーティン作業である、目視検査からチェック。
調査段階で原因となる箇所を予測して見つけ出していきます。
外壁部分ですが、経年の劣化(紫外線・風雨)などにより本来のツヤが無くなっており、至る所にひび割れや塗膜の剥がれ見受けられます。
また、水廻りや排気口付近の壁面部には黒いススのような箇所もありました。
そして一番特徴的な劣化がコーキング部分。
既存のコーキングがやせ細って、断裂や破断を引き起こしている状態になってました。
ここまで行くと、劣化箇所から水が侵入して建物の構造自体に影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
また屋上に関しては断熱パネルが敷きこまれてました。
ただし至る所で劣化みられ、パネルの破損やひび割れが確認できました。
また、排水ドレンもビックリするぐらいの汚れが溜まっており、本来のドレンの機能性を失う直前までいってる状態。
その他各箇所に劣化が発生しており、早めのメンテナンスの必要性を感じました。
M様邸の雨漏調査・診断の結果
劣化の状況としては
外壁・付帯部
- 外壁コーキング部の劣化、及びクラック
- 壁面にひび割れ
- 既存塗膜の剥がれ
- 鉄部の錆、及び塗膜の剥がれ
屋上
- 断熱パネルの欠損、及びひび割れ
- 排水ドレンの詰まり
など、多数の補修必須箇所が見受けられました。
今回は、部分部分での補修ではなく今後の建物の寿命を延ばすためにも大規模修繕の必要性がかなり高いため、外壁補修(コーキング打ち替え、補修工事、外壁塗装)、屋上の防水工事をご提案させて頂きました。
以上、阿部がお伝えしました!